ECサイトのように膨大な商品データを保有している広告主にとって、運用工数を削減しつつ獲得件数増加を図ることができるGoogle ショッピング広告は効果的な広告の1つかと思います。
そんなショッピング広告を配信している場合に以下のような悩みを抱えていませんか?
- 配信ボリュームが伸びない
- クリック率が低くパフォーマンスが優れない
上記を改善するためには入札単価調整や検索クエリの精査といった運用調整と並行して、ショッピング広告の基盤となっている商品データフィードの改修も必要となってきます。
今回はGoogle ショッピング広告におけるデータフィードの改修についてご紹介します。
【目次】
なぜデータフィードの改修が必要か
具体的な改善施策
まとめ
なぜデータフィードの改修が必要か
ショッピング広告は通常の検索広告と異なりキーワードや広告文を設定する必要がなく、代わりにデータフィードに登録してある内容を基に広告の掲載有無や掲載される内容が決定します。
入札単価調整や検索クエリの精査により配信の強弱を調整することはできますが、配信される広告そのものや検索クエリとマッチ率を考慮して掲載するか否かを決めるのはデータフィードの内容となっています。
そのため、ショッピング広告の改善にはデータフィードの改修が必要不可欠です。
具体的な改善施策
ユーザーの目を引くTitle
Title(商品名)は商品画像と共に表示され、広告がユーザーの目に留まるかどうかを決定する重要な項目です。
一般的には
「ブランド名 スカルプシャンプー」
「ブランド名 Bluetoothイヤホン」
「ブランド名 ハイカットスニーカー」
のように、ブランド名と商品名や商品カテゴリ名を記載しているだけの場合が多いかと思います。
ですがユーザーの目を引くTitleにするためにも、検索結果に表示される文字(16〜35字程度)分は最低でも埋めることを推奨します。商品の宣伝文や商品とは無関係な文言を入れないように注意しながら、どのような商品かをユーザーに伝わるようなTitleにしてみましょう。
「ブランド名 スカルプシャンプー 400ml 1本2ヶ月分 頭皮の乾燥を防ぎ育毛促進」
「ブランド名 Bluetoothイヤホン 日本製 ワイヤレスイヤホン 高音質長時間バッテリー」
「ブランド名 ハイカットスニーカー 型番 ブラック」
検索クエリにマッチしやすいTitle・Description
Titleは広告として表示されるだけでなく、Descriptionと共に広告の掲載有無を決める重要な項目となっています。
Title・Descriptionの文言とユーザーの検索クエリのマッチ率を基に広告の掲載有無が決定するため、文字数制限分をできる限り使って幅広い検索クエリにマッチするような内容にする必要があります。
ユーザーが検索しそうな語句を意識した文言をできる限り多くTitleとDescriptionに取り入れましょう。
まとめ
今回はGoogle ショッピング広告の成果を左右するデータフィードについてご紹介しました。
ショッピング広告の成果を改善したい、配信ボリュームを増やしたいという課題を抱えている方は導入の検討をおすすめします。具体的にどのような文言をフィードに設定すればいいのかわからない、といった場合は電通ダイレクトにご相談ください。